現在、
「ジョジョの奇妙な冒険 Part 4 ダイヤモンドは砕けない」
のアニメが放映中ですね。

今日から主に4部の元ネタを
引っ張っていきたいと思います。

今回は4部最初のほうに出てくる、
虹村形兆兄貴のスタンド「バッドカンパニー」を。


Wikipediaによると、

バッド・カンパニー(Bad Company)は、1973年にイギリスで結成されたハードロックバンド。グループ名の意味は悪友。

作中、スタンド名はカッコ書きで
「極悪中隊」となっています。

Companyは
とてもたくさんの意味があります。
ぱっと思いつくのは「会社」の意味ではないでしょうか。

バンド名や曲名では「友人」の意味ですが、 原作者、荒木先生は
Companyに「中隊」や「軍隊」の意味があると知ってたんでしょうかね。


それであのようなスタンドを作り上げたのかと思います。
 


"Bad Company" 「ワル」

Company, always on the run
Destiny is the rising sun
Oh, I was born 6-gun in my hand
Behind the gun
I'll make my final stand
That's why they call me

俺の仲間はいつも逃げ回っている
運命とは朝日のことかもな
ああ、俺は生まれながら
リボルバーを手にしている
最後の時だ
最後にもがいてみよう
だから奴らは俺をこう呼ぶ
 

Bad company
And I can't deny
Bad company
'Til the day I die
Oh, 'til the day I die
'Til the day I die

ワル
否定できない
ワル
俺が死ぬ日まで
ああ、俺が死ぬ日まで
俺が死ぬその日まで


Rebel souls, deserters we are called
Chose a gun
and threw away the Son
Now these towns, they all know our name
6-gun sound is our claim to fame
I can hear them say

反逆者、逃亡者、そう呼ばれる
銃を望んで
神は捨てた
今はこの町で俺らを知らない奴はいない
銃声で名声を勝ち取るのさ
奴らがこう言ってるのが聞こえる
 

Bad company
And I won't deny
Bad, bad company
'Til the day I die, oh, yeah
'Til the day I die,
Hey

ワル
否定はしない
ワル
俺が死ぬ日まで、ああ、そうだ
俺が死ぬその日まで
 

Bad company
I can't deny
Bad company
'Til the day I die
And I say it's bad company, oh yeah yeah
Bad company
'Til the day I die

ワル
否定できない
ワル
俺が死ぬ日まで
ワルだと言おう
ワル
俺が死ぬその日まで
 

Tell me that you are not a thief
Oh but I am bad company
It's the way I play dirty for dirty
Oh, somebody double-crossed me
Double-cross, double-cross
Yeah, we're bad company
Kill in cold blood

君は悪者ではないと言ってくれ
でも俺はワルだから
悪には悪を、それが俺のやり方だ
ああ、誰かが俺を裏切った
裏切った、裏切りだ
ああ、俺らはワルだ
だから、冷酷に殺すだけだ


~解説~

1. 韻を踏む

まず、歌詞や詩というのは、
おしりの部分の韻を踏むという
前提があります。
そのほうが語感がいいからですね。
日本語でもあると思います。

例えば冒頭の

on the runのrun[rʌ́n]と
rising sunのsun[sʌ́n]で

おしりの部分の韻を踏んでいます。
その他たくさんありますので
是非見つけてみましょう!

2. 熟語

アンダーラインを引いたところは熟語です。
熟語というのは単語が複数固まって初めて意味を成すかたまりのことです。

・on the run
runは走るという意味もありますが、
逃げるという意味もあります

・be born
bornは生まれるという意味がありますが、
ここでは生まれつきの、生まれながらの 

・make a final stand
最後の抵抗を試みる

・in cold blood
冷たい血で文字通り冷血に、冷酷に、平然と


3. 情景を考えてみる

歌詞を追いながら情景を見てみましょう。


歌詞はボーカルのポール・ロジャースとドラムのサイモン・カークが2人で書いています。


私のイメージでは、
仲間から離れて一人になったポールが
朝日を見ながら
リボルバー(※6-gunは6連発拳銃のこと)を手にして、
悪い奴と対決する決意、死を覚悟しているんじゃないかなと思います。 


そして次に銃と神を比べています。


英語のWikipediaでBad Companyを見てみると、

「この歌はビクトリア女王時代の道徳が書いてある本に由来する」

とあります。


the Sonと大文字になっているところがポイント。
son、小文字の場合は息子という意味がありますが、
大文字になっているとキリスト教での神という意味があります。



辞書によると、下記のようにあります。


三位一体◆神は「父なる神(God the Father)」、イエス・キリストとして人間となった「子なる神(God the Son)」、および「聖霊なる神(God the Holy Spirit)」の三つの人格が一体となっているとする、キリスト教の中心的な教理。通例「父と子と聖霊(the Father, the Son and the Holy Spirit)」と称される。


つまり、「信仰」より現実的な銃という「力」を選んだわけですね。
(実際信仰があったかどうかわかりませんが)
悪友と対峙しようとしているのかな。


そして最後は裏切りです。
裏切りと言うとbetrayのほうが馴染みがありますが、


double-crossを調べてみると


double: だます、欺く
cross: 1800年代競馬で負けると約束したのに相手をはめること、不正、八百長


とあります。



ビクトリア女王が即位していたのは
1837年-1901年なので、
ちょうどこの頃生まれた言葉をあえて使っているのかもしれません。


どうでしょう?
なんとなく情景が見えたでしょうか。


出てくる単語が簡単なので
カラオケですぐ歌えると思います!
歌詞の意味がわかると
洋楽を歌う時、気持ちが入りますね。


次回はQueenのKiller Queenを訳したいと思います!