アニメ4部が終わってしまいました…
海外スレはできる時にまたアップしようと思います。

最後なので主人公の仗助のスタンドのクレイジー・ダイヤモンドの和訳をやりたいと思います。



"Shine On You Crazy Diamond (I-V)"

輝け、クレイジー・ダイヤモンドよ


Remember when you were young, you shone like the sun.
Shine on you crazy diamond.

若かった頃太陽のように輝いていたことを覚えているかい?
輝け、クレイジー・ダイヤモンドよ


Now there's a look in your eyes, like black holes in the sky.
Shine on you crazy diamond.

今は空に佇むブラックホールのようなものが君の瞳の中に映る
輝け、クレイジー・ダイヤモンドよ


You were caught in the crossfire of childhood and stardom, blown on the steel breeze.

鉄の風に吹き付けられながら、幼少期を犠牲にしてスターの座についた


Come on you target for faraway laughter, come on you stranger, you legend, you martyr, and shine!

遠くで君を笑う声がしても、
君を知る者はいない、君は伝説で、苦しんでいる、それでも輝け!


You reached for the secret too soon, you cried for the moon.
Shine on you crazy diamond.

君は秘密を知るのが早すぎた、
月に向かって叫んだ
輝け、クレイジー・ダイヤモンドよ


Threatened by shadows at night, and exposed in the light.
Shine on you crazy diamond.

夜の影に怯え、光にさらされた
輝け、クレイジー・ダイヤモンドよ


Well you wore out your welcome with random precision, rode on the steel breeze.

周りはいつも君を歓迎してくれたのに適当な言葉で傷つき、鉄の風に乗った


Come on you raver, you seer of visions, come on you painter, you piper, you prisoner, and shine!

君は自由だ、
君は未来を見て、絵を描き、口笛を吹き、捕らわれた、それでも輝け!


"Shine On You Crazy Diamond (VI-IX)"


Nobody knows where you are, how near or how far.
Shine on you crazy diamond.

君がどこにいるのか、近くなのか遠くなのか誰も知らない
輝け、クレイジー・ダイヤモンドよ


Pile on many more layers and I'll be joining you there.
Shine on you crazy diamond.

もっと多くの層を積み重ねて、そうしたら君の元へ行くよ
輝け、クレイジー・ダイヤモンドよ


And we'll bask in the shadow of yesterday's triumph, 
sail on the steel breeze.

昨日の偉業の陰に恩恵を受けて
鉄の風を切って航海に出よう


Come on you boy child, you winner and loser, 
come on you miner for truth and delusion, and shine

君は子どもで、勝者でもあり負け犬でもある
君が掘り出すのは真実か、妄想か
それでも輝け



〜解説と考察〜



まず前提として、この曲は『Wish You Were Here』(邦題:炎〜あなたがここにいてほしい)/1975年の中の曲ですが、このアルバムはシドに捧げたものと言われています。

『The Dark Side of The Moon』(邦題:狂気)/1973年が売れた時メンバーはシドに申し訳なく思ったそうです、その時もうシドはいなかったので。そのため、↑のようなタイトルのアルバムをシドを想って作ったとされてます。

まずタイトルですが、ビートルズの『Lucy In The Sky With Diamonds』に関係してるのでは?と言われていて、頭文字を省略するとシドが中毒だったLSDに…

そして、この曲も頭文字を省略するとSYD=シドになります…

…とまあ、色々な背景がからんでできている曲のようです。

当時のことを想像しながら歌詞を紐解いていきましょう!



shine on
タイトルにもなっているこのフレーズですが、輝け!と訳しましたが、もっと細かく言うと、

『本当のあなたがどんな素晴らしい人間かを世界に示せ』
『人としてあらゆることを含めた確かな輝きを持ってる、内面の光が輝いている』

という意味合いを含むようです。

crazy diamond
シドのことを比喩として、狂ったダイヤモンドと呼んでいますね。

なぜダイヤモンドなんでしょうか?
ダイヤは永遠、不滅、純潔の象徴だと思いますが、硬く、透明な心の人だと言いたかったのでしょうか?

sun と black hole の対比

childhood と stardom 
シドがロックスターになった時彼はまだ子どもでした。プレッシャーを感じていたのかもしれません。

faraway laughter
ステージ上でギターを弾く指が動かなかったり、テープを録る時にアドリブができなかったりしたことを笑って真似する輩がいたそうです。

secret と moon
下記についての言及?

secret→『A Saucerful Of Secrets』(邦題:神秘)/1968年

moon→『The Dark Side of The Moon』(邦題:狂気)/1973年

shadows と light の対比
shadows→薬をやっていたことの暗喩?もしくは薬のせいで見ていたかもしれない苦しみ?

light→ステージ

wore out your welcome 〜 random precision
薬をやり始める前はいつも人気者で公の場で歓迎されていたようです。ところが何をやっても上手くいかず、より深みへはまってしまい、彼が望んだようにはいかなかったようです。

piper
『The Piper at the Gates of Dawn』(邦題:夜明けの口笛吹き)/1967年
についての言及?

nobody knows 〜
『Wish You Were Here』のアルバム作業中にシドがスタジオにいきなり現れるまで、本当に誰もシドがどこにいるか知らなかったそうです。

many more layers
層ってなんのことでしょう?
後のアルバムで『The Wall』ってありますが、心の?壁をどんどん作ってっていってるんでしょうか?

triumph
成功を収めたアルバム『The Dark Side of The Moon』のことでしょうか。

steel breeze
3回出てくる鉄の風ですが、なんの比喩でしょうか?

最初は吹き付けられて、次に乗っかって、そして最後に航海に出てます。

彼のことを悪く言う敵のような存在のことかなあと思ってます。


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さてさてジョジョ4部の主人公、仗助のスタンドはクレイジー・ダイヤモンドですが、荒木先生はぷっつんしてる不良を描こうと思って、後付け的にスタンド名を決めたかもしれませんが、

結果的に仗助の精神をよく反映した、硬くて透き通った心で狂ったスタンドが完成した、ってところでしょうか。

うーんピンクフロイドはその歴史をよくよく勉強しないと訳すのが大変です(`・ω・´)